試合の現場のそばには、たくさんの仕事があります。試合をつくる人、会場を動かす人、道具をつくる人、映像を届ける人、体を診る人。選手の数より、それを支える人の数のほうが多い世界です。
なのに、競技を終えた人の視野には、選手と監督しか入っていないことが多い。だから、まず仕事の一覧を見てください。ここに挙げる7つは、明日から応募できるものも含まれます。
大きく分けると、7つの入口があります。どれも「スポーツが好き」から始まりますが、必要な力は違います。
| 領域 | 主な仕事 | 働き方の特徴 |
|---|---|---|
| 球団・チーム運営 | 営業(スポンサー)、広報、興行・チケット、施設、アカデミー | 試合日は休みが動く |
| 施設・ジム | フロント、インストラクター、施設管理 | 会員と長く付き合う |
| 用品・メーカー | 営業、商品企画、店舗 | チームや代理店を回る |
| イベント・興行 | 大会運営、設営、誘導、撮影 | 単発が多く、未経験から入りやすい |
| メディア・配信 | アナウンサー、カメラ、編集、配信オペレーター | 試合のある日が勝負 |
| トレーナー・指導者 | コンディショニング、技術指導 | 資格が要る |
| eスポーツ | 選手、大会運営、配信 | 競技歴の年数が問われにくい |
同じ「スポーツ業界」でも、働き方はかなり違います。試合のある週に休みが動く仕事、土日が書き入れ時の仕事、資格と経験がものを言う仕事。「スポーツの仕事」と一括りにすると、ミスマッチが起きます。
競技経験が直接効くのは、現場側です。試合日の空気、移動の疲れ、勝った日と負けた日の過ごし方。それは、経験した人にしか分かりません。現場の仕事では、そのまま強みになります。
一方、トレーナーと指導者は資格の世界です。柔道整復師、鍼灸師、NSCAなどの資格を取り、現場に出る。競技経験は近道になりますが、資格なしで入れる場所ではありません。
最初の一歩として現実的なのは、イベント・興行と施設です。大会やイベントの運営は単発の仕事が多く、1日から入れる。受付や誘導から始めて、現場を覚えていく道があります。
施設は、フロントや受付から始めて、インストラクターを目指す道があります。逆に、いきなり球団職員を狙うと、募集そのものが少なく、倍率も高くなります。まず現場に入って、業界の中を見てから決める。遠回りに見えて、そのほうが近いと思います。
IforC WORKSは、スポーツ業界の求人を増やしていきたいと考えています。球団・クラブチーム、施設・ジム、用品メーカー、イベント会社、配信会社。競技経験のある人材を採りたい企業の求人を、掲載できます。
・スポーツの仕事は、選手だけではない。7つの入口がある
・競技経験が効くのは現場側。資格が要るのは、人を診る・教える仕事
・最初の一歩は、イベント・興行か施設。単日から入れる
・スポーツ業界の求人を出したい企業は、IforCまで
競技を終えたあとの選択肢は、思っているより多いです。まず、どんな仕事があるのかを知るところから始めてください。