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競技経験の翻訳

求人票で最初に見る4か所。「想定年収」は保証された金額ではない

2026.9.7 / 解説 / 読了 6分 / 文:IforC 編集部
※写真はイメージです
求人票は、書いてある順に読むと判断を間違えます。法律で書くことが決まっている項目はどこか、どの数字が保証でどの数字が可能性なのか。IforCが面談で毎回説明していることを、そのまま記事にしました。

求人票の見方に、コツのような話をするつもりはありません。見るべき場所は法律で決まっていて、そこを見れば足りるからです。

求人票で最初に見る4か所。いずれも法令が根拠になっている

1. 給与欄は「下限」を見る

最初に見てほしいのは、想定年収の下の数字です。「想定年収300万円〜700万円」と書かれていたとき、入社時に確実に受け取れると言えるのは下限のほうで、上限は実績や可能性を示した数字です。上限が高い求人ほど、その差がどこから生まれるのかを確認する必要があります。

IforC WORKSに掲載している未経験歓迎の営業職を集計すると、想定年収の上限が600万円以上の求人では51%にインセンティブ(歩合)がついていました。上限450万円未満の求人では20%です。上限の高さは、多くの場合「成果を出せばここまで増える」という意味で、固定給の高さではありません。

上限は可能性の数字。確実なのは下限と、固定給の額。

とくに業務委託の求人では、この違いが決定的になります。固定給がなく報酬が売上の何割か、という形の仕事では、「年収1,000万円の実績あり」は本当のことでも、保証ではありません。IforC WORKSでは業務委託の求人に「想定年収」という言い方を使わず、「報酬」と表示して固定給の有無を注記に書くようにしています。

2. 就業時間・休日・残業の3つは、必ず数字で書かれている

職業安定法により、求人を出すときは労働時間・休日・賃金などを明示することが義務づけられています。2022年の改正では、求人情報を正確に表示することも義務になりました(虚偽の表示の禁止)。つまり、この3つが書かれていない求人票、あるいは「応相談」だけの求人票は、それ自体が確認すべきサインです。

年間休日の数字は、全産業の平均と比べてください。労働者1人平均で116.6日(厚生労働省・2025年就労条件総合調査)です。求人票が105日と書いているなら、平均より11日少ないという意味になります。少ないことが悪いのではなく、その分が給与や他の条件で返ってきているかを見る材料になります。

3. 年齢と性別が条件に書かれていたら、それは違法

募集や採用で年齢を制限することは、雇用対策法により原則として禁止されています。性別による募集の限定も、男女雇用機会均等法で禁止されています。「20代の男性が活躍中」のような書き方は、事実の紹介であっても、条件として読める形になっていれば問題になります。

IforC WORKSでは、掲載前にこの表現を機械的に検査して、該当した求人はサイトに出さず保留にしています。他のサイトでこうした記載を見つけたときは、応募する前に確認したほうがいいと考えています。

4. 手数料を請求されることはない

職業紹介では、求職者から手数料を取ることが原則として禁止されています。登録料・紹介料・研修費などの名目で、仕事を紹介する側が求職者にお金を請求することはありません。請求された場合は、その時点でおかしいと判断してください。

IforC(有料職業紹介事業 許可番号 13-ユ-310179)も、ご相談から入社後まで、求職者の方から費用をいただくことは一切ありません。

競技をやっていた方に、もう1つ

求人票を読むとき、経験者向けの求人を最初から外してしまう方が多いです。掲載している4,162件のうち、経験を求める求人は2,198件あります。そのすべてが不可能というわけではなく、求めている経験が競技経験で説明できる場合があります。指導の経験、記録をつけて改善した経験、怪我からの復帰過程で自分の状態を管理した経験は、職務経歴書の書き方次第で通ることがあります。

ここは1人で判断せず、相談してください。IforCの面談では、ご経歴に合わないときは正直にお伝えしています。

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